まずは聞いてくれ。マヤと真澄がえらいこと進展しとった。
私の記憶では紫のバラのひとはあなたなんでしょう…?と言いつつ紅の里で右往左往してたとかそんな感じで、その後は連載版から全書き直ししてるとかなんとかこりゃ完結しないだろうなーなんて思いながら距離を置いてたんですけど完結するかどうかはともかくふたりの仲はえらいこと進展してた。
物語の頭から引っ張ってきている、紅天女を演じるのは果たしてマヤが亜弓か…?みたいなのは、まあそりゃマヤだろうなと薄々わかっているわけだけれども、マヤと真澄がどうなるかはわからない。あらゆる困難を乗り越えて結婚エンドとかもありうるけれども、話の展開上「肉体は離れ離れだけど魂は結びついてる…」的な方向にいくこともありえるという気もする。
ただ、紅の里を出てからの関係者の傷病発生率があまりに高すぎて、障害になっていた相手は全員死亡しましたエンドがありえなくもなさそうなのが怖い。
そもそも紅天女って作者の尾崎一蓮は自殺、脚本を引き継いだ月影千草は上演中の事故で顔を潰され、さらに後継者を決める争い中にこんなにも傷病者が多発しているとか、正直紅天女が呪われた脚本扱いされないのが不思議でしかたない。金田一少年でいうオペラ座の怪人よりもこっちのほうがなお呪われている。
なんかネガティブなこと書きましたが、kindle版で1〜3巻が無料だったのでついDLしてしまったのが運のつき。その後24時間我慢が持たずに思わず全巻大人買いに走ってしまったわけで。面白すぎるんだよ…クソッ。これを超える演劇物漫画ってもはや現れないでしょうね…どうか完結しますように。
なお真澄さんが「こんな子相手に魂の伴侶とか言って、こいつロリコンくさい…」みたいな印象をどうしても抱いてしまうあたり、私も年をとったなあ、と思いました。
あとマヤがあんなに悩んでいる魂の伴侶の件、亜弓さんについてはないもののようにすえ置かれていますが、まあどう考えても亜弓さんの魂のかたわれってマヤですもんね! マヤが阿古夜で、亜弓さんが一真をやる紅天女。正直桜小路くんが一真やるより演技力高くて波乱万丈で面白いと思うんですけどいかがっすか。