雑食道とは、食べにくいことと見つけたり!!
美人だけどおかしな食癖を持つ桐谷さんと、それに付き合わされる幼馴染の生物教師榊先生の、青春ゲテモノ食いストーリー。出てくるゲテモノは、爬虫類、昆虫、動物の生殖器…などなど。
食漫画、しかも女の子キャラが主人公とくれば、食べたときの反応が妙にエロいというのが近年の食漫画における最大の山場なわけですが、この漫画特にエロくないです。しかも一見はアレだけど実はおいしいもの!という方向性ではまったくなく、この飽食の時代にそれあえて食べなくてもいいだろっていうものをあえて食べたいだけという話。求めているのはおいしさよりも物珍しさ。満たされるのは食欲ではなく探究心。
食漫画というよりも味覚的な特徴を中心にすえた動物トリビアものっていうかなんというか、サバイバルもので「えっ! それ食べられるの?!」「それってそんな使い方もできるんだ!」ってちょいちょいトリビアが出てくるのが面白くて読む感じ。桐谷さんと榊先生の間に揺れる淡い恋愛感情を揺らがせるような展開がちょいちょい出てきますが、正直1ミリも気になりません。だってこいつら1話の冒頭からどう見ても両思いだし。
なんかいろいろネガティブなこと書いてますが、とかいいつつ4巻まで買って読んでる時点で、まあ、いろいろお察しください。カラス食べてみたいなー。山賊ダイアリーにも出てきましたよね。
なんかしょっちゅう話題に出してる気がする山賊ダイアリー(すき)