男爵にふさわしい銀河旅行　1巻

もんのすごく懐かしい感じがした。なにかはわからないけれどなにかもうただただすごく懐かしかった。「ああ、これ、昔読んだ…な…あ…？？」みたいな錯誤を起こしそうになった。宇宙旅行もので色々な惑星が出てくるんですが銀河鉄道９９９というより元祖大四畳半大物語。いやむしろ吾妻ひでお。宇宙船サジタリウスとか２１エモンとかそっちのほう。

ただ、ふわっと読めて面白いんですけど、不思議とキャラクターが頭に入ってこない。造形はみんな文句なく可愛いんですけど、もしかしたら完璧すぎるのかも。人は欠点に恋をするって言いますしね。なんかみんながみんな飄々としすぎてて「がんばれ！」みたいにならないのかもしれない。逆に言えばそこが安定感があってふわっと読みやすくもあります。次巻で、探し求めていたお姫様が出てくるみたいなので、どんなキャラなのか楽しみ。

しかし久しぶりにサジタリウス見たんですけど歌好きすぎる…