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漫画

だがしかし(9)

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うちの近所のお菓子屋さんの、駄菓子コーナーの売り上げを間違いなく伸ばしているシリーズ。新刊発売を必死に追っているわけではないけれどみかけたら買っている。いつも面白い。安定したクオリティ。コミックスでしか追っていないので掲載誌での扱いを知らずほたるさんが急にいなくなった時には「打切りか?!」と思い、紅豊さんやらハジメちゃんやらが増えたときには「不人気ゆえのテコ入れか?!!」と疑ったものだけど、その後バトル展開になったり天下一駄菓子会がはじまったり離島に隔離されて駄菓子バトルになったりすることもなく、いつもゆるい気持ちで楽しませてもらってます。駄菓子ネタも面白いけど、なんかいつも話の内容がほっこりなんだよね。この世はみんな善人でできている…。

ちなみになにげにココノツ父とハジメちゃんが仲良しなんだけど、これで数巻後に「実は俺たち…」って展開になったらすごくショックを受けると思う。「大人って汚い!」って気持ちになるかもしれない。いや別にいいんあだけどさ。なんかくろちゃんが夫婦生活営んでました的なショック。

なお、今巻は表紙のサヤ姉がめっちゃ可愛い割に(これが褒め言葉になるかわからないけど、少女漫画の表紙としても全然いけるレベルだと思う)、中身はココノツとほたるちゃんがめっちゃいちゃいちゃしていて、えっサヤ姉は?!ってなってたら最後に出てきてくれてよかったです。ココノツって別に恋愛感情がないわけじゃないのに、サヤ姉の気持ちには気づいていないのだろうか。少年漫画によくある、自分のターゲット以外の恋心にはクソ鈍いってあのパターンだろうか。むしろターゲットに対しても鈍くて「好きです!」ってはっきり言われないとわからないってあれな。キムチは論外としても、世の中の男子がすべてそういう風であればまあ仕方ないんだけども、実際のところ目があっただけで「こいつ俺のこと好きだろ!」って思う男子のほうが多い気がするんだけどそのあたりどうなのよ。

ちなみにこのかた、はじめのほうでのお笑いシーンのリズム感とか絵がすごくマサルさん(ていうかうすた京介全般)を彷彿とさせるなあとずっと思っていたのですが、元アシかなにかでしょうか。まあ一時はどこのジャンルにもマサルさんフォロワーみたいな絵(焦るシーンでデッサンの崩れた絵でジタバタ)が見られたので、もはやコモンセンス化しているのかもしれませんけどね。

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